OEMとODMは、製品の製造に関する考え方や役割が異なります。
1)OEM (Original Equipment Manufacturer)
・現存仕様に基づいて製品を製造する方式
・製品の設計は顧客が行い、製造は外部のメーカーが請け負う
・顧客主導の製造方式
2)ODM (Original Design Manufacturer)
・メーカー自身が製品の設計から製造まで行う方式
・顧客の要望に応じて製品を開発し、提案する
・メーカー主導の製造方式
つまり、OEMは顧客が製品設計を行い、ODMはメーカー自身が製品を企画・設計するのが大きな違いです。企業は自社リソースや戦略に合わせてOEMやODMを使い分けることが多いです。