【販売ルート拡大を考える方必見!】 楽天市場への出店方法とメリット・デメリットについて



楽天市場への出店方法とメリット・デメリットについて
販売ルート拡大を考える方必見!
中国からの輸入販売に慣れてくると、販売ルートを増やしたいと考える方もいるでしょう。
Amazonは日本国内最大の年商が3兆円規模のECサイトであり、
会員登録も比較的簡単で誰でも始めることができるため、
現在多くの人が利用していると思われます。
しかし、2番目に大きい楽天市場では、出品している人は少ないかもしれません。
その理由は、Amazonとは異なり、楽天市場には厳しい出店審査があるからです。
楽天市場は厳しい出店審査がある一方で、中国人出品者が少ないという特徴があります。
これは中国輸入事業者にとっては大きなメリットがあります。
今回は、楽天市場への出店方法とメリット・デメリットについて解説します。
■楽天市場で販売する5つのメリット
楽天市場で販売するメリットは、中国人出品者が少ない以外にも、下記のようなものがあります。
①圧倒的な集客力による販売効果
楽天市場は日本国内で2番目に大きなECサイトであり、Amazonと同様に高い集客力を持ちます。
特に女性客が多く、ファッションや化粧品、生活雑貨、健康関連商品、食料品などの分野で需要が高いです。
②楽天市場独自のマーケティング支援
楽天市場では「楽天スーパーセール」を代表に、定期的に大規模なセールやキャンペーンが開催されています。
それらの集客活動を活用することで、出品者は効果的なマーケティングを行うことができ、
リピーター獲得がしやすい環境にあります。
③楽天ポイントの効果的な活用
楽天ポイントは、楽天市場に限らず「楽天カード」で支払いや、「楽天モバイル」の支払いなど、
楽天グループのサービス利用で貯めることができます。
④楽天市場の独自物流システムの利用
楽天市場では、「楽天スーパーロジスティクス」という、出店者向けの物流アウトソーシングサービスが提供されています。
⑤楽天ブランドの信頼性
楽天市場は、日本国内での知名度や信頼性が非常に高いブランドです。
このため、新しい店舗でも消費者からの信頼を得やすく、安心して商品を購入してもらえます。
■楽天市場で販売する3つのデメリット
楽天市場で販売するデメリットには、下記の通りです。
①出店及び販売コストが高い
楽天市場での販売には初期費用・月額費用、販売量に応じた各種のコストがかかります。
②競合が多い
楽天市場における出店数は、2023年3月末時点で5万7,079店まで拡大しており、今後も増加傾向にあります。
③厳しいルールの遵守
大手ECサイトに共通することでもありますが、楽天市場の店舗運営には厳しいルールがあり、
違反するとペナルティが課せられます。
■ 楽天市場の出店プランと費用について
楽天市場での販売には、初期費として一律6万円が必要であり、
それ以外に月額費用と売上規模やサービス利用量に応じて必要となるコストがあります。
3つの出店プラン
月額費用は「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の3つがあり、
登録可能な商品数や画像容量などの条件が異なります。
費用について
月額費用以外の費用はプランのグレードが上がるほど有利になる仕組みもあり、下表のような内容が提示されています。
楽天市場の初心者の人は「がんばれ!プラン」からスタートし、
月商が140万円を超えたあたりを目途として「スタンダードプラン」へ移行すれば、
有利なコストで店舗運営が可能です。
「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」の違いは、
出品数や画像容量に制限があるかないかで、コスト面での違いはありません。
■申込から楽天市場へ出店するまでの流れ
楽天市場の開店について、具体的な手順は以下の通りです。
①出店申込
「出店申込ボタン」から、出店にあたり必要な手続きを行います。
手続き完了後、店舗運営システムRMSの利用開始となり、実際にページを作成します。
②RMSアカウントオープン
店舗運営システムRMSを利用して、楽天市場に店舗を作り、決済・配送の準備を整えます。
開店前審査を通過するとネットショップ開店となります。
③開店
ネットショップ運営がスタートします。エリアやジャンルの傾向に精通したECコンサルタントが、
マーケットトレンドや他店舗の事例、出店者の実際の数字を見ながら、
その場その時に適切な販売戦略を立てるサポートをしてくれます。
■ 出店審査について
楽天市場の開店前審査にあたっては、以下の提出書類が必要です。
▼法人の出店審査
・出店申込書(WEB入力後、最終的に原本提出)
・審査書類(WEB入力後、最終的に原本提出)
・扱商材の販売に必要な営業許可・資格等の書類(古物・酒類・食品・医薬品販売等)
・取扱い商材の写真
・登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
▼個人事業主の出店審査
・住民票/印鑑証明
・実店舗の写真
審査結果の連絡までには、およそ2週間から1ヵ月程度かかります。
■ 楽天市場に出品する際の商品に関する注意事項
楽天市場では、取扱い禁止や出品にあたり事前承認の必要がある商品がありますので、注意が必要です。
詳細につきましては、下記の楽天市場ホームページを参照下さい。
リンク先
参照:楽天市場ホームページ・出店審査や取扱商材に関する注意事項
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