システムガイド2024年最新版 <B2B・D2Cの違い>



B2B(企業間取引)・D2C(消費者直接取引)の違い?
ビジネスに最適な選択とは?
THE直行便を初めて登録する際、
B2B(企業間取引)とD2C(消費者直接取引)の違いや選択ポイントに戸惑う方が多いです。
今回は、「B2B(企業間取引)とD2C(消費者直接取引)って何?その違いは?」
という疑問を抱えている方々に向けて、
それぞれの特徴や区別、そしてTHE直行便システム上での利用方法に焦点を当て、詳細に説明します。
これにより、THE直行便のシステム登録において、
自身のビジネスニーズに最適な選択ができるようになり、効果的な取引に参考になれば幸いです。
B2B・D2Cの定義
1.B2B(企業間取引)とは?
B2B(企業間取引)は、直接に企業に商品を配送する仕入モードです。
この形態では、企業が商品を仕入れ、それを自社倉庫や自宅、または日本国内のEC関連倉庫などに供給します。
主な特徴は、大量の商品を効率的に取引し、自分で日本での在庫・発送を管理することが可能です。
2.D2C(消費者直接取引)とは?
D2C(消費者直接取引)は、1点からエンドユーザーへ直接発送できる仕入モードです。
在庫を抱えないため、日本の倉庫を使用せず、日本からの発送も不要です。
そのため、全体的なコストが比較的低く、リーズナブルに抑えることが可能です。
この取引形態では、小口発注から商品の配送まで柔軟に対応できます。
同時に、エンドユーザーが注文した後、
THE直行便を通じて商品を購入し、品質検査を行い、その後直接エンドユーザーに発送します。
B2B・D2Cの仕入モード
B2B・D2Cを選ぶポイントとは?
① 大量商品を自社倉庫やご自宅、日本国内のEC関連倉庫に届ける際や、個人用の買付量が多い場合、B2Bがオススメ
仕入れ量が多い場合、自社倉庫または日本国内のEC関連倉庫に届けたい場合は、B2Bが適しています。
しかし、個人用途で2000元以上の大量注文を行う場合、D2Cの個人購入経路では通関の申告ができません。
その代わりに、B2Bをサポートする物流会社を利用することで、送料がより経済的になり、
手数料もお得になることが期待できます。
***B2Bが適している方の特徴***
・仕入れ量が多い
・自社倉庫または日本国内のEC関連倉庫に届ける
・日本へ商品を配送後、エンドユーザー様に商品を届ける
・個人用途で2000元以上の大量注文を行う
② THE直行便からエンドユーザー様への直送や個人用、注文数が少ない場合、D2Cがオススメ
(一つ注文の合計額が2000元以下:約42,000円)
中国から直接エンドユーザーに商品を届け、サンプル商品を試し購入する場合や、
個人向けや一回の注文数が少ない場合には、D2Cが適しています。
D2Cルートでは通常、注文時に配送先の住所を入力し、商品が揃ったら自動的に発送されます。
小包の場合、THE直行便を使用することで発送が迅速になり、日本への配送もより早くなります(通常7〜14日で到着します)。
D2Cは主に個人の購入として通関が行われるため、1つ注文の合計額は2000元を超えてはいけません。
***D2Cが適している方の特徴***
・仕入量が少ない
・中国から直接エンドユーザーに商品を届ける
・個人用途で1つ注文の合計額は2000元以下である
B2B・D2C-主要な価格比較
システム利用手数料ーB2B
B2Bは通常、大量の注文があり、1つのSKU(製品番号)の数量が多いため、倉庫の操作コストが低くなります。
そのため、単一の取引ごとの処理価格はD2Cよりも低くなります。
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システム利用手数料ーD2C
D2Cは製品を直接最終ユーザーに発送するため、注文後に速やかな調達と発送が強調されます。
お客様の注文が広範囲に分散しており、SKUの数が多いため、各SKUの数量は基本的に1つで、
THE直行便での購入には時間がかかり、購入手数料が相応に高くなります。
また、商品が揃った時点で自動的に発送されるため、各処理のコストが上昇し、手数料もやや高くなります。
B2B・D2Cの主要な機能
1、 注文方法について
→ B2B
THE直行便システムを経由して、ユーザーはウェブサイトやアプリ上で商品を選択し、
それをカートに追加して注文したり、或いは商品を一括でカートに追加して注文することができます。
(リンク先はB2Bモードで開く)
・ショップカートから発注する方法:
確認手順:システムマニュアル→注文について→ No.1 ショップカートから発注する
・商品を一括でカートに追加して注文する:
確認手順:システムマニュアル→注文について→ No.17 商品を一括でカートに追加する方法
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→ D2C
D2Cの注文方法には3つのオプションがあります。
それぞれ、ショッピングカートからの発注、Excelを使用した一括注文、およびAPI連携による自動的な注文読み込みです。
(リンク先はD2Cモードで開く)
・ショッピングカートから発注する方法:
確認手順:システムマニュアル→注文について→No.1 ショップカートから発注する
・Excel一括注文の方法:
確認手順:システムマニュアル→注文について→No.24 Excel一括注文の方法を教えて下さい
・API連携発注のマニュアル:
確認手順:システムマニュアル→API連結→No.9 API連携で発注したい
2、 配送方法について
→ B2B: ※自分で進捗を確認して発送を依頼する必要がある
仕入れた商品の検品が完了したら、お客様自身がシステムから国際配送の依頼を提出する必要があります。
B2Bの場合、商品は自動的に発送されないため、お客様は注文状況を確認し、必要に応じて配送依頼を提出します。
一部検品が完了した商品は先に発送することも可能です。
・確認手順:システムマニュアル→国際配送
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→ D2C:※国際発送依頼作成必要なし
D2Cの場合、商品は自動的に発送され、注文時には発送先の住所を入力いただくと、
THE直行便を使用して商品の仕入れが行われ、商品が揃った際には自動的に発送されます。
お客様は発送手続きをする必要はなく、簡便に商品が発送されます。
3、 外部サービスとのAPI連携対応
→ B2B
Amazonと API連携することにより、中国倉庫の商品在庫もFBA倉庫の商品在庫も、
THE直行便システム上で一元的に管理可能、FBA納品作業もシステム上で直接操作することが出来ます。
→ D2C
BASE、Shopify店舗とAPI連携することにより、システムを用いて発注作業を自動化・ 効率化して、
時間やコスト削減によって収益改善に役立ちます。
B2B・D2Cで一般的に利用される輸送手段と料金(日本へ)
→ B2B
→ D2C
※国際料金詳細:
まとめ
B2BとD2Cはそれぞれ異なる取引形態であり、
各々の特性に鑑みてビジネス戦略やサプライチェーンの構築が検討されます。
B2Bにおいては主に大量取引と効率性が強調され、企業同士のパートナーシップを基盤にした取引が一般的です。
一方、D2Cでは個別の消費者との直接的な関係が焦点となり、
製品やサービスを最終消費者に向けて提供することが特徴です。この形態では柔軟性と個別対応が重視されます。
仕入れのニーズ、コスト構造、製品の用途、販売対象市場など、
多岐にわたる要素を総合的に考慮し、適切な仕入れモードを選択することが極めて重要です。
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