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💸関税・消費税に関するQ&A

Q1. 中国から商品を輸入する場合、消費税はかかりますか?
Q2. 輸入時にかかる関税の金額はどのくらいですか?
Q3. 商品カテゴリ別のHSコードや関税率はどこで確認できますか?
Q4. 関税や消費税の支払いはどうすればいいですか?
Q5. 「Importer住所(輸入者住所)」とは何を指しますか?

Q1. 中国から商品を輸入する場合、消費税はかかりますか?

A1.

はい、中国輸入の場合でも消費税が課税されます。

輸入品にたいする消費税は、個人輸入・商用輸入ともに平等にかかり、課税対象となる課税価格は「CIF価格+関税」になります。



CIFとは

CIFは「Cost Insurance and Freight」の略語で、「商品代金+送料・保険料等の諸経費」と同じ意味です。



輸入消費税の計算式

一般的に、輸入消費税は下記の計算式で求められます。

輸入消費税額=(商品代金+送料・保険料等の諸経費+関税)×10%


ただし、輸入消費税率は、課税対象金額が20万円を超えるか超えないかによって、下記の通り税率が変わります。



輸入消費税率

・課税対象金額が20万円以下の場合:8% (内国消費税6.24%+地方消費税1.76%)

・課税対象金額が20万円を超える場合:10%(内国消費税7.8%+地方消費税2.2%)


※課税対象金額が1万円以下の場合は輸入消費税が免除となります



輸入消費税に関する詳細は下記の国税庁ホームページを確認下さい:

> https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6303.htm

Q2. 輸入時にかかる関税の金額はどのくらいですか?

A2.

1、中国輸入にかかる関税とは?

中国輸入では、個人と事業者で異なる関税計算が適用されます。

原則、中国から日本への商品輸入時に税金が発生します。ただ、課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税は免除されます。


※酒税およびたばこ税・たばこ特別消費税は免除になりません。また、革製のバッグ、パンスト・タイツ、手袋・履物、スキー靴、ニット

製衣類等は個人的な使用に供されるギフトとして居住者に贈られたものである場合を除き、課税価格が1万円以下であっても関税等は免除さ

れません。


以下、詳しく説明します。


  • 個人輸入の場合

個人輸入について法令上に定義はありません。一般的には「外国の製品を個人で使用することを目的として、

海外の通信販売会社、小売店、メーカーなどから、個人が直接購入すること」と言われています。

引用:https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/kojin/3001_jr.htm


個人輸入の場合、以下のように計算されます。

個人輸入の関税=商品代金×60%×関税率(※簡易税率or実行関税率)


  • 商用輸入の場合

商用輸入は、商品を輸入して日本国内で販売する事です。

商用目的の場合、課税対象金額は「商品代金+送料・保険料等の諸経費」であり、個人輸入のように0.6掛けの減額はありません。

関税の計算式は以下の通りです。


商用輸入関税=(商品代金+送料+保険+その他経費)×関税率



2、THE CKBでの仕入は、個人輸入?商用輸入?

D2Cの商品の発送は、個人輸入に該当します。一方で、B2Bの商品の発送は商業輸入となります。

ただし、B2Bの発送量が比較的少なく、佐川航空便で発送される場合でも、これは個人輸入に分類されます。



3、中国輸入における簡易税率と実行関税率

関税率には簡易税率と実行関税率の2種類があり、通常は実行関税率が適用されますが、

課税対象金額によっては簡易税率が適用されます。


  • 簡易税率

簡易税率は、課税対象金額が20万円以下の場合に適用され、品目分類を7区分に大別して税率を確定します。

輸入金額が20万円以下の場合は、以下のURLを参照してください。

引用:https://www.customs.go.jp/tsukan/kanizeiritsu.htm


  • 実行関税率

実行関税率は、商品の種類や仕入先国によって、法律や条約で細かく定められた関税率のことで、

課税対象金額が20万円を超える場合に適用されます。


実行関税率は数千もの分類があるため、下記の税関ホームページで確認できます。

税関ホームページ:https://www.customs.go.jp/tariff/2024_01_01/index.htm


より詳しい情報は、以下の投稿をご参照下さい。

> 中国輸入における関税の計算方法を徹底解説!

Q3. 商品カテゴリ別のHSコードや関税率はどこで確認できますか?

A3.

関税率は商品カテゴリーによって異なります。輸入する商品の関税率は、下記の国際統一品目分類のHSコードを確認し、JETRO

のWorld Tariffデータベースで調べることでわかります。ご自身が輸入をしている商品の関税率をご存じでない場合は、この機会に

チェックしておくといいでしょう。



HSコードとは

HSコード(Harmonized System Code)とは、国際的に統一された商品分類システムのことです。貿易商品の識別と分類を目的としてお

り、世界中の貿易取引において広く使用されています。


HSコードの確認するための税関の輸出統計品目表(2024年版)

> https://www.customs.go.jp/yusyutu/2024_01_01/index.htm


JETRO World Tarffデータベース

> https://www.jetro.go.jp/theme/export/tariff/

Q4. 関税や消費税の支払いはどうすればいいですか?

A4.

D2Cシステム

D2Cでは、関税・消費税が発生する場合、運送業者が先に支払いを行い、月末にまとめて弊社に請求します。

その請求を受けて、弊社は来月上旬頃に再びお客様に請求します。


B2Bシステム

税金の支払い方法には以下の2つがあります。


①請求書払い:

物流会社が一時的に支払いを立て替え、お客様にメールまたは書面で請求書を送付し、指定の銀行口座へ入金していただきます。

※立て替え払い時には手数料が発生します。


②リアルタイム口座から差引:

お客様がリアルタイム口座(リンクがあればさらに便利です)をお持ちであれば、

弊社への発送指示時に口座を指定していただければ、直接御社の登録口座から引き落としが可能です。

※立て替え払い時の手数料は発生しません。


リアルタイム口座の利用方法について、以下の投稿をご参照下さい:

B2B向け新機能:リアルタイム口座で関税差し引き

Q5. 「Importer住所(輸入者住所)」とは何を指しますか?

A5.

Importer住所は、輸入者の住所であり、関税の請求先でもあります。

商品を輸入する際に登録する、輸入者(買い手)の住所のことを指します。


具体的には以下のような意味があります:


・輸入者(個人や法人)が商品を輸入する際に登録する住所

・関税や税金の請求先となる住所

・通関時や税関での連絡先となる住所

・商品の最終的な受け取り先ではない場合もある


例えば、個人が海外からの商品を自宅に直接届けるのではなく、会社の住所で受け取る場合などは、輸入者住所は会社の住所になります。


※Amazon FBA納品の場合は、スムーズに通関できるよう、Amazon店舗情報と一致する通関情報(国税庁に登録した会社の住所)をご入力く

ださい。